- 検証 -
パワプロ11における素朴な疑問に対し検証を行いました。
(選手作成時の参考データにしています)
<注意事項>
パワプロ11での検証であり、
他のシリーズも同様である保証はありません。
検証者がパワーを5の倍数でしか使わない為
中間の値については検証していません。
ミートは目視でしか分からない為、検証していません。
検証1 通常の場面で外野前進シフトの発生する条件は? |
<検証方法> 打撃能力の上下する特殊能力を持たない右打者を パワーを5刻みで40〜75に振って並べる。 利き腕による影響を無視できるよう相手投手を左利きにして 外野前進シフトの発生する選手からパワーを特定する。 <結果> 【通常シフト】パワー:60以上 【外野前進シフト】パワー:55以下 球場による影響はありません。 (地方球場でもドームでも同じパワーで発生) <コメント> パワー55以下だと長打が無いと思われている選手といえそうです。 (利き腕とかチャンス2とかで味付けの際の参考値に出来そう) 最初だから簡単な検証をしたというわけではなく、 この検証値が今後の調査における重要なピースになります。 |
検証2 右対右、左対左の打者へのパワーの影響は? |
<検証方法> 打撃能力の上下する特殊能力を持たない右打者のみを パワーを5刻みで40〜75に振って並べる。 (左対左を検証する場合は左打者のみで同様の形をとる) 相手投手を打者と同じ利き腕にして 外野前進シフト(パワー55以下で発生)が行われる タイミングを見つけてパワーの変動値を推測する。 <結果> 【右対右】パワー:−10 【左対左】パワー:−15 <コメント> よく左対左の方がマイナスが大きいと言われていましたが 事実だったようです。 |
検証3 ムードメーカーによるパワーへの影響は? |
<検証方法> ムードメーカー所持者の後ろに 打撃能力の上下する特殊能力を持たない右打者を パワーを5刻みで40〜70に振って並べる。 相手投手を左利きにして所持者の打撃成績を変えながら 外野前進シフト(パワー55以下で発生)が行われる タイミングを見つけてパワーの変動値を推測する。 また上記で得られたパワー変動値を元にして 外野前進シフトの切り替えが起こる打者の前で3アウトにして 次イニングで効果を受けているか確認する。(効果の持続性確認) <結果> 【単打・長打(本塁打含む)】パワー:+5 【アウト・ダブルプレー】パワー:−5 【三振】効果なし(なぜだ・・・) 【四球・死球・エラー】未検証 ムードメーカー所持者以降の打者全員に効果発動。 効果はイニングの終了まで。 (所持者が3アウト目になった場合は効果発動せず) <コメント> てっきり打者一巡まで効果あるのかと思いきや、 所持者の打席を迎えたイニングのみでした。 効果の大きさについては、ヒットかアウトかの判断だけが重要で 本塁打で打点が付こうがダブルプレーで2つアウトになろうが パワー的な影響は変わらないみたいです。 ただ三振で効果を発揮しないのは疑問。 7割方討ち取られることを考えるとマイナス面の方が大きいような。 (打ったときは+10でもいいんじゃないかと思いますよね) |
検証4 ムードメーカーの効果は重複するのか? |
<検証方法> ムードメーカー所持者2名を1、2番に並べ、 後ろに打撃能力の上下する特殊能力を持たない右打者を パワーを5刻みで40〜65に振って並べる。 相手投手を左利きにしてムードメーカー所持者の打撃成績を変え、 外野前進シフト(パワー55以下で発生)が行われるタイミングを 見つけてパワーの変動値を推測する。 <結果> ○=単打・長打(本塁打含む) ×=アウト・ダブルプレー ※三振は検証3のとおり効果を発揮しないので割愛 とした場合・・・ 【○+○】パワー:+10(重複する) 【○+×】パワー:±0 (相殺される) 【×+×】パワー:−5 (重複しない) <コメント> まさかの有利な方向のみの重複という結果に。 ムードメーカー自体がマイナス面の発動率が高いだけに これで調整されている感じでしょうか? そもそもムードメーカーが2人いること自体珍しいでしょうが; 3人以上並んだ場合は確認していません。 相殺されるのはイメージどおりですね。 |
検証5 【重要】4番○と×のパワーへの影響は? |
<検証方法> 特殊能力4番○、または4番×のみを持つ右打者を パワーを5刻みで40〜75に振って並べる。 利き腕による影響を無視できるよう相手投手を左利きにして 外野前進守備の発生する選手からパワーを特定する。 <結果> 【4番○】打順に関係なくパワー:−15※ 【4番×】打順に関係なくパワーへの影響なし ※パワーが低いと発動しない可能性を考慮して パワー180〜200の選手で外野後退するタイミングから 再確認しましたが、同じようにパワーがー15されていました。 (外野後退については検証6参照) <コメント> パワプロ11のバグと思われます。 (他のバージョンで遊ばれている方も注意したほうがいいかも?) この結果より、この弾幕(やきゅう)しようよ!シリーズでは 4番○および4番×を使用しないこととします。 |
検証6 通常の場面で外野後退シフトの発生する条件は? |
<検証方法> 打撃能力の上下する特殊能力を持たない右打者を パワーを5刻みで170〜220に振って並べる。 利き腕による影響を無視できるよう相手投手を左利きにして 外野後退シフトの発生する選手からパワーを特定する。 <結果> ゴールドスタジアム・・・ 【通常シフト】パワー:180以下 【外野後退シフト】パワー:185以上 広島市民球場・・・パワー220でも外野後退シフト発生しない 球場による影響がありそうです。 (球場ごとの調査は出来ていません) <コメント> 4番○の効果確認のため、ざっくりと調べただけです。 各球場ごとの条件を調べるのは時間がかかりすぎるため割愛します。 |
検証7 ムード○によるパワーへの影響は? |
<検証方法> 打撃能力の上下する特殊能力を持たない右打者を パワーを5刻みで40〜75に振って並べる。 味方野手の内1人にムード○を所持させる。 利き腕による影響を無視できるよう相手投手を左利きにして 外野前進シフトの発生する選手からパワーを特定する。 <結果> 【ムード○】パワー:+5 実際の変化は・・・ 【通常シフト】パワー:55以上(本来なら60以上) 【外野前進シフト】パワー:50以下(本来なら55以下) <コメント> 噂通りパワー:+5の効果っぽいです。 ムード×との比較をそのうち行う予定です。 |
検証8 力配分の発動する相手打者のパワーは? |
<検証方法> 打撃能力の上下する特殊能力を持たない右打者を パワーを5刻みで60〜95に振って並べる。 相手投手に力配分を所持させる。 利き腕による影響を無視できるよう相手投手を左利きにして 球速の落ちるときのパワーから推測する。 <結果> 【力配分】相手打者のパワー:90以下で発動 パワー:95では発動しないため D(90)とC(95)が境目になっていそうです。 <コメント> 意外にもパワーD以下で発動するみたいです。 つまりパワーDはゲーム的に弱い分類に入ると言えそうです。 |